スリランカの建築家ジェフリーバワのホテルの中でもジェットウィング・ライトハウス。
この記事はジェットウィング・ライトハウスの食事レストラン、施設についての情報を書いています。
すでに泊まる予定がある場合、スリランカ旅行を検討中という場合、よろしければ、お役立てください。
ジェットウィング・ライトハウスの食事
カルダモン・カフェ(CARDAMOM CAFÉ)レストラン(2F)
朝食は2階、レセプション・エリアに面した「カルダモン・カフェ」でテーマ・ビュッフェ。
アクションキッチン(その場で作って出してくれるサービス)もあります。
洗練された感じのするビュッフェです。
夕食もこのレストランでセットメニューをオーダーできます。
夕食がセットメニュー(コースメニュー)かビュッフェとなるかは、その日によって異なるそうです。(お客様の数で決まる模様)
朝食の様子。
さすが「紅茶の国」。スリランカ各地の産地ごとに異なる特徴をもった茶葉の紅茶を楽しめました。
もちろん朝食時は無料。
ゆっくりと海を眺めながら時間に縛られずに紅茶を飲む。なんて、贅沢なひととき!!
レストランのインテリア(内装)も素敵です。
ホットもの(卵焼きやオムレツ)のアクションキッチン以外に、デザートコーナーでもシェフが果物とさばいているところ。室内でも開放的を感じさせるような空間。
スリランカのハーブを使ったスープ。このハーブはビタミンA/B/Dなどが含まれていて、目の疲れなどを和らげるという。
このホテルに限らず、ビュッフェ朝食は、世界中の人が食べられるようにと「西洋料理」に加えて、「スリランカ料理」も充実。
日本では決して見ることがない、スリランカでしか見られない食事や料理も多く、一つ一つ「何これ?」って、疑問を解きながらの食事は楽しいものです。
朝食は屋内レストランだけでなく、自由に外のテラスへ持ち出して食べることができます。
レセプション・エリアの前のこのスペースは、ジェットウィング・ライトハウスの顔と言える場所。
「ロビー」「ラウンジ」「カフェ、レストラン」として多目的に利用されています。
こちらは夕食(日替わりのセットメニュー)の前菜。一つ一つ美味しい。
カトラリー(食卓用品)もスリランカらしさがあります。
バジルとトマト風味のオニオン・クリームスープ。スリランカ風味。見た目はアラビア風スープの色ですが、辛くはなく飲みやすい。
バワのホテルではテキスタイルも魅力。手作り感のある南国風のテーブルクロスは、素朴でありながら、洗練されている。
メインディッシュ。お魚、肉、スリランカ名物「ライス&カリー」など、5種類の中から選ぶことができた。
こちらはスリランカ風に料理した白身魚。日本人にもちょうどよいボリューム。
シナモンルーム(THE CINNAMON ROOM)レストラン(3F)
看板のアラカルト・レストラン「シナモンルーム」。
こちらはテーブルや椅子の配置にまでジェフリー・バワがこだわり、現在もその通りにしていると言います。
朝食レストランの「カルダモン・カフェ」でも味は美味しいですが、宿泊者が多いときは、少々騒がしいと感じるかもしれません。
一度は、このシナモンルームで「大人の食事」を楽しみたいところ。
また、宿泊客数などによっては、夕食時でもクローズしていることもあるそうです。
ここでの食事を希望する際は、予めチェックインの際にレセプションに確認をしておきましょう。
朝、昼、夜、それぞれ違った雰囲気で魅力的。
このレストランは少しゴージャス感のあるインテリアです。
これぞジェフリーバワ建築。
シナモンレストラン前の中庭。ランプや回廊の調度品などは1997年開業当時のまま。
本当に一つのホテルの中には、絵になるものが多いです。
そして、ジェフリーバワのホテルの何がいいか?の一つは、間違いなく、食事の美味しさにあると思います。
超高級ホテルのような高い宿泊代ではないのに、食事がおいしいのは本当に嬉しいことですね。
ドレスコードについて
ジェットウィングライトハウスでは、ドレスコード(服装の目安)はありませんが、特にシナモンルームでの夕食の際は、レストランの雰囲気やお客様の身なりがそれなりに高級です。
たとえば、Tシャツやタンクトップ、ジーパンや短パン、短すぎるスカートなどのラフすぎる格好は場に浮いてしまうため、避けた方がよいでしょう。
バー「コーツ・オブ・アームズ(COATS OF ARMS BAR)」
バーの名称「コーツ・オブ・アームズ」は「紋章の間」の意味。
バーの天井には、セイロン時代の様々な都市の紋章をデザインしたバティック画が残り、とても重厚で落ち着く雰囲気があります。
本当に素敵な天井インテリアです。
スリランカの中でもとても複雑な歴史を持つゴールの歴史。
地域性をホテル内の随所で表現しているのも、ジェフリーバワらしさの一つ。
ジェットウィング・ライトハウスの施設
インフィニティ・プール
室内に備え付けのオレンジのバスローブでプールサイドに行くことができます。
バスタオルはプールサイドで無料で借りることができる。
プールサイドにはシャワールームも備え付け。
プールサイドから「ジェットウィング・ライトハウス・クラブ」につながっていて、プールやバーを利用することも可能。
こちらの「ジェットウィング・ライトハウス・クラブ」はバワの愛弟子のチャンナ・ダスワッタ設計の別ホテル。
バワのコンセプトを引継ぎながら、現在のゲストのニーズとトレンドを組み込んだラグジュアリーホテルです。
ジェットウィング ライトハウスのスパ、アーユルヴェーダ
ホテル内のスパでは、各種マッサージが受けられます。(アーユルヴェーダではありません)
アーユルヴェーダを希望の場合、ホテルの1階、入口横に、人気のアーユルヴェーダ「スパ・セイロン」があります。
「スパ・セイロン」はゴール旧市街にもありますが、場所にかぎらず、希望の場合は、早めに予約しておくのが望ましいでしょう。
ジェットウィング ライトハウス周辺の観光:ゴール旧市街
ジェットウィング・ライトハウスは世界遺産のゴール・フォート(要塞内の旧市街)をデザインのモチーフにしています。
ゴール旧市街までは、ジェットウィング・ライトハウスからスリーウィラー(自動三輪車)や徒歩でも可能。
徒歩は少し長め(片道30~40分)ですが、日中の暑い時間帯を避けて、午前や夕刻にすれば、海外沿いの散歩を楽しめるでしょう。
ジェットウィング ライトハウスの場所、行き方、アクセス
コロンボ空港から車(バス)で約4~5時間。(コロンボ市内からは3~4時間)
スリランカの鉄道は本数も少なく路線網も未発達で、車に比べて交通手段としては必ずしも利便性が高いとは言えません。
実際、外国人旅行者は、車(タクシーや旅行会社手配の専用車)やバス利用が多いようです。
※ただし、車体から人がはみ出そうなほどに多くのスリランカ人が乗り、たびたび危険な追い越し運転と暴走をする地元の「路線バス」の利用は、スーツケースを持った旅行者は避けたることをおすすめします。
ホテルから有名観光地で世界遺産の「ゴール・フォート」までは約3km。
スリーウィラー(自動三輪車、近距離利用のタクシーにあたる移動手段)で約10分以内。
ホテルの前には、ジェットウィング・ライトハウスの宿泊客目当てのスリーウィラーが止まっていることが多いようです。
よろしければ、こちらもどうぞ。