ジェットウィング・ライトハウス ~バワ後期の最高傑作~

スリランカの熱帯建築家、ジェフリーバワの名作ホテルの紹介(2)ジェット・ウィングライトハウスです。

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写真提供・出典:Jetwing Lighthouse, Jetwing Japan Jetwing Japan

スリランカ第2の都市、ゴール(GALLE)

ゴールはスリランカ南部最大の町。港町としての歴史があり、14世紀にはアラビア商人たちの東方貿易の拠点として栄えました。その後、町はポルトガル人、オランダ人、イギリス人に支配されたため、様々な建築様式が混在する建築の宝庫です。

現在、その旧市街と砦はユネスコの世界遺産になっており、バワ建築の見学と宿泊がメインのツアーだが、クラシックな建築も見逃せないところです。

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▲ユネスコ世界遺産のゴールフォート(砦)の一部。16世紀にポルトガル人がここに砦を築き、17世紀にオランダ人が砦を拡張した。▼

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▲町のいたるところにヨーロッパ風の紋章が残る▼

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▲コロニアル建築風の柱。塀の素材はこの地域の石。この石の色は、バワ建築のジェット・ウィングライトハウスの横の海岸、ゴールフォートの海岸で多く見られる色。

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▲ゴールにいると、スリランカが敬虔な仏教国であることを忘れてしまう。キリスト教会やイスラム教のモスクが目立つ。こうしたキリスト教会を見ていると、同じくポルトガル人が気づいた長崎の教会を思い出してしまう。▼

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ジェットウィング・ライトハウス(Jetwing Light House)

バワが手がけたホテルの中で、最も人気のあるバワのホテルの一つが「ジェットウィング・ライトハウス(Jetwing Light House)」です。かなり専門的な建築家やデザイナーのお客様からも「多くのインスピレーションを得た」という高い評価をいただくことが多いホテルです。 (一方、もう一つ有名な、ザ・ブルーウォーター評価が分かれ、専門家のかたからは「ツーリスティック感が強すぎる」という声をいただくこともあります)

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▲スリランカの歴史が刻まれたエントランスの螺旋階段。ゴールを植民地としていたポルトガル人とシンハラ人の戦いをモチーフとしている。(バワの友人アーチスト、ラキ・セナナヤケ作)

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▲階段を登ると、視界に海が飛び込んでくる。天候に恵まれれば、美しい青い海が広がり、ときにはスコールに見舞われた夕暮れどきのような景色に見えることもある。ジェフリーバワ建築は、同じ場所にいても、時間帯によって異なる光の加減などで、全く違う光景に見えることが多い。 f:id:travelbug:20180319202321j:plain

▲ホテルの前は岩場になっている。それまで水平線として見えていた穏やかな海だったのが、波が岩場に砕け散る荒々しい景色へと変わる。ジェフリー・バワの作品は、どれもそのロケーションとの関係性が強いことで知られますが、とりわけそれが強く、複合的に自然を感じられるのが、ジェットウイング・ライトハウスと言えるかもしれません。

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▲この場所はバワのお気に入りの一つだと伝えられている。

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▲部屋の一例。扉の青(ターコイズブルー)は、ほとんどの客室にある、このホテルのアイコン・カラー。

▼バスルームの一例

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スリランカ名物の紅茶をテーマにした創作ディナー

スリランカ名物、紅茶(セイロン・ティー)をテーマとしたディナー・コース。スリランカは紅茶の生産量で世界第2位である。インド紅茶と比べ、クセがなく、マイルドで飲みやすいのがセイロン・ティーの特徴。(特別オーダーが必要なコースです)▼

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