TDC「ミラノ・サローネ2018」セミナーへ参加

先日、五反田の東京デザインセンター(TDC)で開かれた「ミラノ・サローネ2018」セミナーへ参加してきました。TDCセミナー:http ://www.design-center.co.jp/news_event/

東京デザインセンターといえば、五反田駅前の立派な現代建築が目を引きますが、その建築設計はイタリア人建築家の巨匠マリオ・ベリーニ氏。その他に日本国内では山梨のリゾナーレ八ヶ岳(星野リゾート)の設計で知られます。

ミラノ・サローネといえば、フランスの「メゾン・エ・オブジェ・パリ」、ドイツの「ケルン国際家具見本市」とならんで世界三大家具見本市の一つ。例年4月に約1週間ほど行われ、来場者数はパリやケルンと比べても突出して多い人気イベントで、家具、デザイン、建築関係者以外に、一般の業界人以外の入場者が多いことでも知られています。

・ミラノ・サローネ(4月):来場者数・約34万人(6日間)・・・2018年は約43万人!
・パリ・メゾン・エ・オブジェ(1月・9月):来場者数・約8~9万人(5日間)
・ケルン国際家具見本市(2月):来場者数・約12万人(7日間)
(データ元:http://high-brands.com/interior-messe.php )

▲画像元:http://www.milanosalone.com/salone/mobile/index.html#cubeHide ▼

 

セミナーでは、TDC代表の船曳鴻紅さん自らがモデレーターをつとめ、また、2010年より7年にわたりミラノ・サローネへ出展しつづけている企業「カリモク家具」の新規事業開発担当者からのリアルな現場の話をお聞きできました。

2018年、メイン会場の「フィエラ(Fiera)」に出展した日本企業は、下記の5社。

・マルニ木工
・飛田産業
・リッツウェル
・カリモクスタンダード
・サンワカンパニー

お二方のトークでは、2018ミラノサローネの実際映像をまじえながら、「日本の製造業がサローネを国内外の市場戦略の中でいかに利用しているか、利用できるか」について。またメーカーの立場から「ミラノ・サローネの効用」についてお聞きしました。

内容は、専門家だけでなく、初心者でも話についてゆけるくらいに船曳代表がミラノ・サローネの全体像や基本情報もくださったので、わかりやすかったです。また、出展にあたっての狙いや苦労話、トレンドなども聞けて、飽きることなく、学べた時間でした。特に出展3年目くらいから、来訪者の間で「社名やブランドが浸透してきた感触を得た」というところは、新しい企画コンセプトの「ツアー旅行づくり」とも共通ところがありました。

 

そして、ミラノ・サローネの場外編(メイン会場でなく、ミラノ市内に点在する市街の展示)である「フォーリ(Fuori Salone)」に出展する日本企業の話にもなりました。ソニー、セイコー、パナソニック、河合楽器など、名だたる大企業の名を連ねます。各社の出展会場は、美術館、レンタル・アパート、カフェ、イタリア貴族の元邸宅など、それぞれ個性的で、ニューヨークなど海外で画廊(ギャラリー)めぐりをしているような錯覚になるほど。楽しそう。

Source of photo(画像元): https://fuorisalone.it/2018/en/live-report/photos

1時間15分のセミナー予定が1時間半まで延びましたが、個人的には2時間でもよいほど、学びと発見の多い有意義なセミナーでした。

 

▼▼▼参考にさせていただいたサイト▼▼▼

フィエラ/Fiera:

フォーリ(Fuori):